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耐震診断はするべきか?

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耐震診断の基準値

耐震診断の基準値について

女性案内1現在の基準である新耐震基準では、大地震発生時、建物の中や外にいる人に及ぶ被害を最小限に抑えられるよう考えられています。

耐震診断時にはこの基準に基づいて耐震性能を数値で表しますが、建物の構造上の耐震性能はIs値という数値で表されます。

Is値は建物の形バランスが良いか悪いか、建物の劣化状況、建物の粘り具合、建物の強度を数値化し、掛け合わせたものです。

Is値が0.6以上であれば耐震性能が確保されていると判断されます。

もちろん0.6以上だからといって建物が全く被害を受けないわけではありませんが、倒壊が生じるまでには至らなないことから耐震性能は高いと言えます。

しかし指標は専門家がみれば内容を理解することは出来ますが、知識を持たない人がみると何を表しているのか全く理解することはできないでしょう。

そこで役立つのが2000年に施行された住宅品質確保促進法の中で発案されている耐震等級です。

耐震等級とは建物の耐震性を1級から3級の3段階で表しており、知識を持たない人でも感覚的に建物の状況を判断し、把握することが可能です。

耐震等級1級は新耐震基準に等しい耐震性を表していますので倒壊の危険が無い安全な建物と考えられますが、震度6以上の地震が発生した場合は損傷の可能性があります。

つまり、いくら基準値を満たす建物であっても地震の大きさによっては100パーセント安全と言い切ることは出来ません。

法律上では基準を満たしている建物であっても建築から5年10年経過している建物に関しては補強や改修を検討してみてもよいのかもしれません。


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